最近2023年の秋はクマの被害が良く報道されていますね。
正直ボクも驚いています。
結論から
基本的には目をそらさず、焦らず、ゆっくり後ずさりしてください!
とは言ってもそんな事できる状態じゃない場合もあるかと思います。
クマと遭遇するシチュエーション
一言に「遭遇」と言っても色々なシチュエーションがあると思います。
- ドライブ中道に道端にクマがいた
- まさかの家の敷地内にいる、、、
- 道端で遭遇
- 登山等アウトドアで遭遇
とまあ考えればきりがありませんね。
今回はそんな遭遇しそうなシチュエーションに合わせてボクならこうする。を解説していきたいと思います。
ボクは有害鳥獣駆除員もやっているので、狩猟期間も合わせればほぼ一年中クマに遭遇する危険性があります。
とはいえ猟師は銃を所持してる場合が多いですが一般の方はそんな訳はありません。
ボクが一般人だった場合どうするかを解説していきたいと思います。
「まとめ」に重要なことが記載されているので必ず読んでくださいね。
法律にもかかわることです。
クマの怖さについて
まずはクマの怖さについて。
僕が初めてクマと対峙したのは有害鳥獣駆除でクマが罠にかかっていた時。
前日に仕掛けた罠を見回りに行ったときにガサガサとイノシシやシカとは明らかに違う大きな音がしました。動いていたのはそう、クマでした。
僕が驚いたのは罠にかかったクマの周りの惨状でした。
周りは木々が生い茂った林でした。
そんなに太くない気が多い林でしたが決して人間の力で折れるような気ではありませんでした。
そんなエリアですが罠にかかったクマの半径5mの木々がなぎ倒されていて一言で表すと「えらい事」になっていました。
木々はなぎ倒され、若い木は嚙み千切られていました。
それまで僕はクマと言っても、、、みたいな軽い気持ちでいましたがもし遭遇したら「これは勝てんわ、、」と思いました。
ちなみにそのクマは80kgほどの小さい個体でした。
そんな小さい個体でもこのパワーです。
それから僕はクマに対する意識が変わりました。
シチュエーションによる対処
とりあえず起こりうるシチュエーション4選を上げます
- ドライブ中道に道端にクマがいた
- まさかの家の敷地内にいる、、、
- 道端で遭遇
- 登山等アウトドアで遭遇
ドライブ中の道端にクマに遭遇した
不幸中の幸いでしょうか。車の中であればある程度どんな対処もできます。最悪逃げることもできますからね。
ただここでむやみにクラクションを鳴らしてはいけません。
無駄に興奮させるだけなので。
基本的にクマ遭遇した場合は焦ってはダメです。
そのまま通り過ぎるのを待つか、素通りできればそうしてください。
まさかの家の敷地内にいる場合
あまりいい状況ではないですがまだましですね。
ここで変に動画を撮影したり近づいたりしないでください。
これもクマを興奮させるのを防ぐためです。
この場合、家の中で戸締りをして警察に通報がいいでしょう。
間違っても追っ払ってやるとかは思わないようにして下さい。
道端で遭遇した場合
丸腰で道端で遭遇は最悪なケースですね。
ボクなら失禁しそうです、、、w
クマが気付いていない場合はクマを注視した状態でゆっくり後ずさりをしてその場を離れてください。
最悪、クマと目が合ってしまった場合はそのまま目をそらさずゆっくりと後ずさりしてその場を離れてください。
ホントに下手な刺激だけはやめてください。
登山等アウトドアで遭遇
これも中々悲惨な状況ですね。
この場合、クマに遭遇しない対策をした方がいいくらいです。
クマよけの鈴は携帯したほうがいいでしょう。
登山やキャンプなどアウトドアで遭遇した場合は「道端で遭遇した場合と基本同じです」
また、アウトドアに行く予定があるなら護身用で催涙スプレー等のツールで身を守ることが出来る場合があります。
登山やキノコ狩り、キャンプといった山に行くような用事があればクマ用の催涙スプレーの携帯が認められる場合があります。正当な理由がありますからね。
補足で注意事項
よくある「死んだふり」とかは絶対やめてくださいね。
あれホントによくない報道だと個人的に思います。すごいとは思いますけどね。
また、よくニュースである「クマを撃退した」とあるニュースに感化されて自分なら撃退できる!とは思わないでください。あれは運が良かった程度に思っておくのが正解だと思います。
まとめ
以上でクマに遭遇した際の対策は終わりです。
あくまでボクならそうするってだけです。参考程度の知識にしてください。
また、この記事ではクマ用催涙スプレー等の紹介がありますが、これは正当な理由なく携帯していると、基本的に「軽犯罪法違反」になります。
軽犯罪法違反についてはその地域の警察、警官の裁量になる事が大いにあります。
確実なのはお住いの所轄する警察署に問い合わせることが一番確実かと思います。
余裕があれば猟友会に問い合わせてみるのも勉強になるのかもしれませんが護身に関することは警察に問い合わせるのが一番いいですし、自分に犯歴が付く可能性を避けられます。
※再三言いますが今回の記事はあくまでボクならこうするという記事ですので参考程度にしてください。
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